25にしてブログを学び、30にして立つ。

孔子「論語」では、15にして学問に志し、30にして自分の基礎を確立した=独立した、とあります。ボクも孔子の如く、30にして独立するべく、日々経営系のトピックを投稿していきます☆ ✅noteもやってます⇒https://note.com/garnetryo

【27th】電子化から学ぶ:治安も充実も、意図して形成されていく。

久しくなりましたが..

石井亮です!

 

しばらくnoteの方を更新しておりましたので、こちらは滞っておりましたorz

 

ということで、本日は、noteで投稿している中でも「経営」「経済」系の記事をこちらでピックアップ!!

 

note.com

 

↓↓↓

先日、とある仕事の関係で電子保存について勉強したので、そのシェアです♪
よく、コロナのご時世なのに日本はまだ紙文化か~!
なんて言われたりしますよね。
しかし、国は好きで紙文化に徹底しているのでしょうか?

そこらへんの背景がなんとなくわかったので、今日はそこから学びのシェアをつらつら書きます♪

電子帳簿保存法の改正は何を意味している?
●電子保存は、むしろコスト上がるのが現状。
●これであれば...電子化の未来が見える!!
●僕たちは当たり前のように守られている。

ご興味ある方はぜひ\(^o^)/

電子帳簿保存法の改正は何を意味している?

 

画像3

電子帳簿保存法改正
会社を営む社長や経営者であれば、
今かなり敏感なトピックであるかと思います。

2021年税制改正により、
2022年1月以降、電子帳簿保存法が大幅に緩和されることがニュースになりました。

これは、つまるところ何かというと、

今まで不正とか改ざん防止のために、
と~~~ても難しくしていた電子保存のルールを、
2022年から緩~~くしてやるYoooooooooooooo!

ということです♪

電子保存には主に、

●紙のものをスキャンしてデータ化する電子保存
●電子データを電子データとしてそのまま保存する電子保存

の二つがあります。

例えば、ラブレターが僕の家に届いたとして。
ラブレターをコンビニでスキャンして大切にパソコンに保存する方法が前者ですね。

しかし、メールでラブレターが届いた場合。
勿論スキャンする必要ないので、メールに添付してあるラブレターをそのままパソコン上に保存します。(※おそらく迷惑メール)

どちらも同じ保存ですが、
現状、この二つの方法どちらも会社として実践するのが、
ひじょーーーーうに面倒なのです。

なぜなら、国が不正や改ざんを意識しすぎているあまり、
電子化するための要件が多すぎるんですね。

要件①:訂正・削除履歴の確保
要件②:相互関連性の確保
要件③:関係書類等の備付け
要件④:見読可能性の確保
要件⑤:検索機能の確保

もう途中から見るのが面倒になるくらい細かいです笑

 画像1

電子保存は、むしろコスト上がるのが現状。

 

 例えば、税務署への事前承認制度があったり、自署が必要であったり、タイムスタンプは3営業日以内である必要があったり。保存データからは指定された項目はしっかり検索可能な状態でなければならなかったり。

ラブレターでいうなら、保存する前に税務署にいって
「あの...このラブレター保存してもいいですか?(恥)」ってお願いして、
そのうえで格好つけたサインをして、最近ゲットしたばかりとどや顔でタイムスタンプを押して、恥ずかしいワードの検索機能も確保して......なんてことをほかにも沢山しなければならないわけですな。

これだったら黙って紙で保存していたほうが早いわ!ってなりますよねw

まぁ、経営者からすれば

Oh my gooood !!! そんな面倒くさいのかYooooo!
電子化できた方がコスト下げられると思ったのに、
こんなに作業やお金必要だったら、むしろコスト上がるわ!
もう紙のままのええやろこれぜったい!!

という感じなわけです!

こういった背景があるから、
多くの会社ではこの流行り病のなかでも
いまだに紙ベースの対応が多いわけです。

なるほど、現状そんな感じなことがまずわかりますよね。

これであれば...電子化の未来が見える!!

 

画像2

 

そして、今回の改正により、大きく緩和されました。
事前承認制度は廃止、署名は不要になりましたし、タイムスタンプも2か月以内であればOKです。原本破棄するためのルールもなくなりましたし、検索項目も3つだけになりました。

なので、これは経営者からすれば、

O...Oh...!?
これは、ついに我らに電子化の時代来たアルYooo!!!!
これだったらできる!!
もう大量に紙を保存する時代はジ・エンド来たYooo!!!!

という感じなのです!!
(注意:経営者のテンションは高めです)

では、不正や改ざんという、国が一番懸念していた点はどうするの?
って話ですが、これは一言でいえば罰則を設けてカバーしています。

なので、国としては

罰則を設けたぜ。
緩いからってガバガバやってたら、
重加算税10%プラスやからな?
分かったらさっささと紙は捨てて、
我らがニッポンもデジタル化時代に参入アルYooooooooooooo!!!!!

という感じです!
(政府もテンション高め)

僕たちは当たり前のように守られている。

 

画像4

 

まぁ、そんなわけで2022年以降が楽しみなわけですが、
僕は今回の流れから面白い視点に気づきました。
(実はここからが本題!!)

僕は22か国に旅行したことや滞在していたことがありますが、
日本って圧倒的に平和で安全で、犯罪が少ない国です。

日本のKOBANシステムって、海外にはないんですよね。
あんなに見守ってくれてること自体が世界的にみればかなりイレギュラーですし、警察官が民間人を殺すなんてニュースというのもほぼないです。かなり治安の良い国であることは間違いないです。感謝すべし。

しかし、それって、実は、アナログ・物理的なものだけでなく、
こういったデジタル的な意味でも同じではないのか。
ふとそんな風に思いました。

国が不正や改ざんを意識しすぎるあまり、
今まで電子保存はハードルの高い仕事だったわけです。

しかし、言い換えれば、おかげさまでかなり安全だったんですね。
ハードルが高い分、確かに
「なんでまだ紙なんだ!」
的なシーンに出くわすことは多いわけですが、
その反面、クオリティの高い治安が確保されていたことになります。

この安全を守ってくれていたのは、
言うまでもなく国だったんですね。

しかし、今回はかなり大きく緩和し、その代わりペナルティーを設けた。

これは、つまり、警察でいえば
あまり調子乗ったことすると、罰金だぞ!逮捕だぞ!
ということに似ています。

こういった時こそ、モラルを大切にして治安を維持することが、
経営者には求められていますよね。

僕たちは、知らず知らずのうちに守られている。
守られていることにまず感謝ですし、
緩和されたのならなおさら「当たり前」だったものに感謝しなくてはなりません。

こういった事情を何も知らずに
「日本ってクソだよな~なんでまだ紙なんだよ~」
というのは、物事の本質を見れていない状態だといえそうです。

何事も同じで、「会社の○○さんほんとだめやな~」「この国だめやろ~」なんて言っている間は被害者の考えで、自分から意図していいものを創ろうと思っていない状態ですよね。勝手に「充実」が振ってくるだろうという考え方です。果たして、これで充実な人生が送れるのか、面白いところです。

相手の立場に立って考えれば、
意味もなく低知能状態で取り組んでいるわけではない、ことくらいわかりますよね。
どうやったらもっとよくなるのか。
どんな思いのもと取り組んでいるのか。

その思考が、人生をより豊かにすると思います。

僕も、もっともっと、
当たり前のことに感謝し、
相手の立場で物事を考える人になります\(^o^)/

 

それではまた~~☆

 

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